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大阪市立小学校様_鏡の中のぼく授業

大阪市立小学校様_鏡の中のぼく授業

2023/2/28 大阪市立の小学校様にて、2年、3年、4年生に向けた
絵本「鏡の中のぼく」を使った授業を開催いたしました。

絵本「鏡の中のぼく」
TCS代表の馬場が、いじめ問題のひとつの糸口としてこの物語を誕生させました。

「大切な人を、大切にする。」 当たり前のようで、当たり前にできない。途方もなく、そして些細なことを命題にし世界中の母親へ向けたメッセージです。
このメッセージが、やがて大きな成果を生むことを期待して、ぜひ大人が子供と一緒に読み、考えてほしい一冊です。

学校の授業では、園児さん・生徒さんたちに「大切な自分自身と向き合う」という時間を取っていただいております。

「自分とはどんなお話してるかな?」

授業は、「鏡の中のぼく」の動画を見るところから始まります。

同じ動画を見ても一人一人感じたことは違うんだ、
どんな感想も物語を見ての自分の大切な感想なんだ、、
各学年の子どもたちが感じてくれているように思いました。

担任の先生も一緒に参加くださり、子どもたちと一緒に自分との対話に思いを巡らせて行くのですが、

「自分とはどんなお話してるかな?」の問いに
「わからへーん」と声を出してワークシートを見つめている子、

黙々と紙に言葉を書き連ねる子、
ねぇねぇ・・と講師の裾を引っ張って「どういうこと?」って質問してくれたり、、
ワークシートと向き合う姿はそれぞれです。

私達コーチは子どもたちの思考を止めない関わりを大切にしたいと意識する時間です。
書き終えた後に、教室を周りながら
書き出してくれた言葉を話してるときって、どんな顔してるんだろうねー?と話していると
それぞれに、その言葉を自分にかけている場面や気持ちを伝えてくれる子もいて
 
書いてる、書いていないに関わらず、
子どもたちはそれぞれに思考をその子のペースで巡らせていることを感じずにはいられませんでした。

一部、いただいた感想の抜粋です。

・自分が相手を傷つけていると思ってないけど、相手にしては傷つけられているという場面があるとは思ってなかった。(1年)

・いやなことがあったら、給食何かなーって考えたら落ち着く(1年)

・ぼく、はなんで泣かなかったのかな。泣かないのはすごい。私は「ぼく」みたいにがまんができないとおもう。ぼくはすごく心がやさしい子だと思った(5年)

・これから悲しいことがあったら、自分も他の人も大切にする(5年)

・さいしょは自分とどんな話をしているか分からなかったけど、とちゅうから分かった!最初はコーチングってなんだろうとおもってたけど、しれた!(2年)

・人の意見を大切にするのも大事だけど、自分の意見も大事にしないといけないとおもった。自分の意見を大事にするにはどうしたらいいかな。(2年)

・自分の顔はどんな顔でもいいと教えてくれた。自分は今何かを思っている顔が1番いいしすき。(3年)

Special thanks
小学校の先生方

鏡の中のぼく
著者:馬場啓介

「鏡の中のぼく」ムービー

20秒のダイジェスト版です。URLクリックで10分間の全編をご覧いただけます。https://www.youtube.com/watch?v=kIL0ePsLqLc

Photo Gallery

全国各地でのイベントや講演会の様子です。